遺伝子診断が必要とされる薬
例えば抗がん剤Aの場合、
①効いた人効かない人に分ける
②効いた人100人、効かない人100人のがん細胞を取って塩基配列をそれぞれ調べる。
③効いた人、効かない人に特定の変異があるかを調べる。
上記のようにして特定の変異を決定する。その変異を血液で検査することを遺伝子診断という。
抗ガン剤を投与する前に、遺伝子診断によって効く効かないがわかる。
乳がんならこの遺伝子、大腸がんならこの遺伝子のこの領域と決められている。添付文書参照。
遺伝子診断よりも遺伝子検査と言ったほうがなじみやすいかも。