遺伝子診断が必要とされる薬

 

例えば抗がん剤Aの場合、

①効いた人効かない人に分ける

②効いた人100人、効かない人100人のがん細胞を取って塩基配列をそれぞれ調べる。

③効いた人、効かない人に特定の変異があるかを調べる。

上記のようにして特定の変異を決定する。その変異を血液で検査することを遺伝子診断という。

抗ガン剤を投与する前に、遺伝子診断によって効く効かないがわかる。

乳がんならこの遺伝子、大腸がんならこの遺伝子のこの領域と決められている。添付文書参照。

遺伝子診断よりも遺伝子検査と言ったほうがなじみやすいかも。

 

 

 

 

 

 

2016年02月13日