長編記録映画                              2005/2/12

時代(とき)()て・多喜二(たきじ)」製作ニュース No5

発行:映画「時代を撃て・多喜二」製作委員会

102-0074東京都千代田区九段南4-6-1九段シルバーパレス904

(有)文エンタープライズ内 TEL/FAX 03-5212-1383

全国各地にひろがる上映運動

2・25、26小樽・札幌、3・12伊勢原、3・15徳島、4・8中野

  多喜二が青春時代を過ごした北海道・小樽を皮切りに、上映計画が全国各地で進んでいます。

 

2月25日(金)・小樽マリンホール(1日3回上映)    

2月26日(土)・札幌アーバンホール(1日5回上映)

主催:小樽多喜二祭実行委員会/北海道「成功させる会」/北海道共同映画社

連絡先・札幌:TEL 011-562-1711

小樽:TEL 0134-54-3687

 

3月12日(土) 伊勢原市民文化会館・大ホール

伊勢原市田中346番 TEL0463-92-2300・小田急線伊勢原駅下車徒歩13分

神奈川・七沢‘05多喜二祭「講演と映画のつどい」

主催・神奈川・七沢多喜二祭実行委員会

講演:土井大助さん「小林多喜二の文学」14:00〜15:00

第一回上映:15:10〜16:40  第二回上映:19:00〜20:30

(入場料:前売券¥1,000 当日券¥1,300)

連絡先:神奈川・七沢多喜二祭実行委員会事務局 TEL 0463-96-1003

製作委員会神奈川事務所 TEL 0463-93-8046  FAX 0463-94-3120

 

3月15日(火) 徳島県郷土文化会館・小ホール

3・15記念の集い」  18:30〜

主催:徳島上映実行委員会(治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟徳島県本部ほか)

連絡先:088-631-5847徳島映画センター

 

4月8日(金) 東京・なかのZERO・小ホール

JR中央線・地下鉄東西線・中野駅下車5分

上映開始(予定) 19:00

主催:中野・杉並・渋谷上映実行委員会(準備会)

連絡先:TEL 03-5212-1383(映画「時代を撃て・多喜二」製作委員会)

TEL 03-58-27-2641(鞄ニ立映画センター)

 

 

なによりも人間としての多喜二の生きざまを・・・

熊谷金道さん(全労連議長)

日本を「戦争をする国」へと改憲策動が強まり、ビラ配布で逮捕・起訴される事態がまかり通ろうとしています。いま改めて、多喜二の生きた時代、多喜二の虐殺された時代を歴史の事実として、そしてなによりも人間としての多喜二の生きざまを思い起こすことが大切と思います。上映の成功を支援したいと思います。

 

一人でも多くの人に、今すぐ

松澤信祐さん(文教大学名誉教授、河北大学名誉教授)

<『小林多喜二の文学ー近代文学の流れから探るー』著者>

 記録映画「時代を撃て・多喜二」の試写を見て、今こそ、一人でも多くの人に、この映画を見てもらわなければならないと思った。

 多喜二の文学と生涯は、平和と解放を求める全世界の人々に、未来への展望を与え、困難な時代に生きる私たちに励ましと勇気を与えてくれる。

 <人間ドキュメント・小林多喜二>と銘打った、この記録映画は、草の根の多くの人びとの献身的な協力によって、人間多喜二を伝える数々の新発見の事実や資料が発掘され、見事な映像と肉声で映し出されている。危機一髪で、散逸や消滅をまぬかれた数々の貴重な資料が収録されている。

 神奈川県七沢温泉での多喜二の逗留秘話、小樽高商の師・大熊信行宛の書簡、小樽商大図書館所蔵の多喜二書き込み本、『種蒔く人』の小牧近江宛て書簡、若き日の伊藤ふじ子、田口タキの新発見の写真、俳優・田村高廣の語る、父・阪東妻三郎と多喜二の意外な接点、隣家の少女(だった)・上山初子の語る多喜二と当時の特高警察による弾圧の実態、多喜二を語る弟・三吾や松田解子の生前の映像などが幅広く収録されている。

 さらに、一昨年から、二回開催された多喜二研究のシンポジウムも収録されていて外国人研究たちの研究を通して、国際的視野でとらえた多喜二の現代的意義もわかる。

 総時間50時間の収録テープを、「面白い映画を」の立場で、90分にまとめた最高傑作である。

 この映画を、ぜひ普及したい。

 

仏壇にビールや日本酒をお供えして・・・

渡辺みどり(出資者・製作委員会発起人)

小林多喜二の記録映画が出来たなんて、本当に夢のようです。うれしい限りです。

毎日こつこつ働いて生きている平凡なサラリーマンの私にとって、びっくりするようなことです。20年前に亡くなった夫も「無鉄砲なことをして!」と驚くやら、でも、きっと喜んでくれるでしょう。夫の退職金は出来るなら、こういうことに使いたいなあと考えていましたから・・・

 私にとっては気の遠くなるような、資金不足でのスタートに「映画なんて、本当に出来るのだろうか」と不安になったり、頑張ろうと思ったり、焦ったり、仏壇にビールや日本酒、焼酎をお供えして成功のために祈ったりと、いろいろ浮き沈みの繰り返しでしたが、「この仕事のために力の限り協力するわ」と言ってくれる友達、「頑張って!」とカンパをして下さるたくさんの人々に励まされました。

これからがスタートです。この映画を全国のひとりでも多くの人に観ていただき、青年・多喜二が命をかけて訴えた勇気を自分たちの力にして、みんなでますます元気になり、平和な世の中を築いてゆくことに少しでも役に立てればと思います。

ありがとうございました。そして、これからも上映を広げていくためによろしくお願い致します。